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平成26年女性会員の集い

平成26年9月7日(日)10:30より

大阪市中央区 ドーンセンター4階和室

テーマ: 落語家 三代目 桂 歌乃助による

「落語のいろはー何故顔を左右に振るのか?から喋る秘訣までー」 演目 「茶の湯」

懇親会   23回生 藤田進先生の恒例の 😆 一席 😆 もありました。

201409女性会員3

『女性会員の集い』

同窓会の諸先輩方こんにちは。平成26年9月7日(日)、大阪大学歯学部大阪府同窓会女性会員の集いが開催されました。今回は、大阪市中央区のドーンセンターにて、桂米朝一門の落語家、三代目桂 歌之助さんをお迎えし、講演と落語をお聞きしました。

当日は、まず、落語のいろはについての講演でした。落語ではなぜ顔を左右に振るのか?落語家は一人で座ったまま同じ服装で複数の登場人物を演じ分けなくてはならないため、顔を左右に向けて話し、どちらの側に向いているかで登場人物を演じ分けるという約束事が決められている。これを「上下(かみしも)を切る」というのだそうです。殿様や旦那など、身分や立場が上の人は、下手(しもて)(客席から舞台に向かって左側)を向いて話し、家来やお手伝いなどは、上手(かみて)(舞台に向かって右側)に向かって話す。なるほど…いままでなんとなく見たり聞いたりしていた落語が急に興味深くなってきました。

また、人物を表現する上で欠かせないのが、扇子や手ぬぐいといった小道具。この二つを様々なものに見立てて、落語の世界を作り上げていく。扇子をお箸に見立ててうどんをすする様子を実演してくださるなど、とても楽しい講演でした。三代目桂 歌之助さんは、千葉大学工学部卒業後、二代目桂 歌之助に入門されたそうで、説明も実に理系らしく理路整然と論理的で、そのためか、その後、演目「茶の湯」をお聞きしましたが、いつもよりぐいぐいと入り込める感じがして、あっという間に終わってしまいました。

落語の後、みんなでお弁当をいただき、その後は自己紹介のコーナーになりました。今年45歳で遅まきながら開業した(と思っている)私に、隣の岩坪先生から「そんなんまだまだ若い若い、私なんて60歳で開業したわよ!今78歳でまだまだ出来ることあると思ってるわ。あなたなんてまだまだひよっこ!」と励まし?のお声がかかりました。「そうよ、私も○○で・・・」「私もこんなことがあって・・・」とみなさんすごい武勇伝の持ち主ばかりで、恐るべしおばさんパワー(すみません・・・)!!でも遠慮なくパワーをいただきました!

今まで何度も女性会員の集いのご案内をいただいておりましたが、なんとなく敷居が高いような気がして参加できていませんでした。が、今回、委員長の森田先生に誘っていただき行ってみたら、パワフルな先生方ばかりでたくさん元気をいただくことができました。予期せず同級生4人とも再会することもでき、充実した一日となりました。最後になりましたが、企画・準備してくださった先生方、どうもありがとうございました。

(川添 智子  41回生)

 

Last Update : 2014/09/08