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会長挨拶

 

会長就任のご挨拶

                             磯和 均 (36回生)

 大阪大学歯学部大阪府同窓会会員の先生方におかれましては、平素より当会活動にご協力賜り誠にありがとうございます。この度、私 磯和 均(36回生)が後藤眞一前会長(28回生)の後任として会長に就任いたしました。新型コロナウイルス感染症による影響が続いているこのような時期に大役を仰せつかることとなり、まさに身の引き締まる思いです。これまで諸先輩方が築いてこられた大阪府同窓会の歴史を引き継ぎ、会員の先生方のお役にたてるよう一生懸命努力していく所存ですので、ご指導・ご鞭撻のほどよろしくお願いします。ふり返れば、私はいつも同窓の先生方にお世話になってきていました。卒後すぐに吉田春陽先生(22回生)の診療所に勤務させていただいたことに始まり、地区歯科医師会、大阪府歯科医師会、同窓会など、いずれの場でも必ず同窓の先生方に教えをいただき、助けていただいてきました。いろいろな分野で活躍されている先生も多く、歯科医師としてだけではなく生き方にも多大な示唆をいただきました。私自身には直接そのような教えをするほどの能力はありませんが、同窓会事業を通じて会員の先生方に親睦・交流の機会を提供する役割を果たしたいと思います。

 来年で設立50周年を迎える当会は1,100余名の会員を擁し、会員相互の親睦、大阪府歯科医師会・他大学歯学部同窓会在阪支部との交流、本部同窓会との交流など様々な事業を行なってきました。しかし、昨年来のコロナ禍による集会の自粛は、当会にとって大きなダメージとなりました。昨年度はほとんどの事業が中止となり、地区での懇親会も行われませんでした。後藤前会長のご尽力によりかろうじて2月に総会を開催することができましたが、その後も緊急事態宣言が再発出され、今後の見通しも不透明です。ワクチン接種が進むことで徐々に終息することが期待されますが、現在の状況を鑑み今年度も9月に行われる会員家族新入会員親睦会は中止することとしました。会長就任早々の理事会決定が事業の中止であったことは本当に残念でなりません。同時に年会費の徴収を今年度は行わないこととしました。

 しかし、集会・会食ができなくても会として取り組むべきことは多くあります。昨年度は会費請求に瑕疵があり、一部の会員の先生方にご迷惑をおかけしたことから今年度は改めて会費・名簿管理を徹底して行い、来年度の名簿発行に備えて準備をします。さらに令和4年は大阪府同窓会設立50周年にあたることから何らかの記念事業を行ないたいと考えています。また、新執行部ではより広報活動をさらに充実させることを目的として役員を増やし、病診連携を一層活性化するため病院歯科医の会員を役員としました。理事会等は本部同窓会のZoom アカウントを利用させてもらい実際には集まれなくてもこれまで以上に緊密な連携を図っています。今のところ、年末ごろには従前の事業が行えるようになると想定しており、地区での懇親会も開催されるようになると期待しています。

 まだまだ我慢の日々が続きますが、1日も早く新型コロナの終息し、会員の先生方と膝を交えてお話しできるときが来ることを願って私の会長就任のご挨拶とさせていただきます。

Last Update : 2017/05/16